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五種混合

どんな病気?

これまでの四種混合ワクチン(ジフテリアD、百日咳P、破傷風T、ポリオIPV)にHib(インフルエンザ菌)が合わさったワクチンです。

ジフテリアは、神経や心臓の筋肉を侵す病気です。
百日せきは、子どもがかかりやすく、特に小さな赤ちゃんがかかると重症化してしまいます。
破傷風は、怪我をした傷口から菌が入って筋肉のけいれんを起こします。
ポリオは、多くの場合、症状がでてもかぜのような症状ですが、重症化になると手足のまひが起こり、運動障害が一生の後遺症として残ることがあります。
細菌性髄膜炎などの原因になるヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)感染症は大変重症になりやすく、神経学的後遺症を認めることもあります。

特に百日せきは、百日せき菌と呼ばれる細菌の感染で、感染力がたいへん強く、母体からの免疫移行が少ないため、ワクチン接種前の乳児や抗体価の低下する小学生以上では注意が必要です。就学前や小学校高学年で三種混合(ジフテリアD、百日咳P、破傷風T)ワクチンを任意で接種することが推奨されることも同じ理由です。日本でも、昔に比べれば減りましたが、年間1万人くらいかかっていると推定されます。

ポイント!

定期接種の不活化ワクチンです。生後2か月になったら、できるだけ早期に接種を開始しましょう。B型肝炎、ロタウィルス、小児用肺炎球菌との同時接種をおすすめしています。

注:四種混合ワクチンにて予防接種を始めたかたは、追加接種終了まで四種混合ワクチンで継続する必要があります。途中から五種混合ワクチンに変えることはできませんのでご注意ください。

ご予約はネット予約またはお電話で承っております。