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2024.04.22

3歳未満の日本脳炎ワクチン接種について

日本脳炎の標準接種は3歳からですが、当院では1歳からの接種を推奨しております。

日本脳炎は、日本脳炎ウィルスに感染した豚を蚊が吸血し、そのあと人を吸血することで感染が成立します。不顕性感染が多いもののひとたび発症すると致命率は約20-40%、お子さんでは45-75%で神経・精神学的後遺症が残るといわれます。
豚の日本脳炎ウィルス抗体価上昇は間接的にウィルス陽性の蚊が存在することを意味し、速報では西日本・神奈川県・千葉県・静岡県の豚でウィルス抗体価が高い結果でした。

日本小児科学会では日本脳炎の豚の抗体価が高い地域においては早い時期の接種を推奨しています。
早いうちから抗体をつける為に一度接種をご検討ください。
接種に関してご不安な事がありましたら、お気軽にご相談ください。

3歳未満で接種ご希望の場合

・予診票は接種当日の来院時にお渡し、またはお住まいの区役所へ取りに行って頂く必要があります。
・原則、日本脳炎追加までは当院での接種となります。
・接種量が3歳で接種の際の半量(0.25㎖)となりますが、効果は相違ないといわれています。
・他ワクチンと同時接種可能です。
・母子手帳をお忘れの場合は接種できません。

接種スケジュール

日本脳炎1回目(2~4週空けて)→日本脳炎2回目(1年空けて)→日本脳炎1期追加
※日本脳炎2期は9歳以降13未満で接種(日本脳炎追加からおおむね5年空ける)

ご予約はネット予約またはお電話で承っております。